DESAY SV・昊鉑 (Hyper) ・NVIDIA 三社共同開発 次世代のキャビンと運転システムを統合したレベル4の自動運転技術

リリース日2024-04-29

426日 中国・北京」DESAY SV・昊鉑 (Hyper) NVIDIAは北京モーターショーで三社連携協定を締結しました。三社にてNVIDIAの次世代チップDRIVE Thorに基づいて共同開発を行い、次世代のキャビン・運転システムの一体化、ひいてはセントラル・コンピューティング・プラットフォームの量産化を加速し、L4ハイレベルの自動運転ソフトウェア・ハードウェアシステムのニーズに応えます。

 

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調印式には、DESAY SV 総裁兼CEOの高大鵬氏、DESAY SV 執行副総裁の楊勇氏、DESAY SV 執行副総裁の李楽楽氏、昊鉑 (Hyper) ブランド責任者の古恵南氏、昊鉑 (Hyper) 完成車技術責任者の席忠民氏、昊鉑 (Hyper) 開発責任者の張雄氏、NVIDIA グローバル副総裁のRishi Dhall氏、NVIDIA グローバル副総裁のAli Kani氏、NVIDIA中国自動車事業部責任者の劉通氏等の方々が出席しました。ソフトウェア・ハードウェアの深い協力をもとに、共同でL4量産車を構築し、ハイレベル自動運転機能、信頼度表示、デジタルクラスタ、AIキャビンに原動力とサポートを提供すると共同で発表しました。昊鉑 (Hyper)は2025年にL4を量産し、業界をリードする2000 TOPS算力を実現するという計画も発表されました。

 

NVIDIA DRIVE Thor SoC(システムオンチップ)はNVIDIAの最新CPUとGPUの革新的な成果であるTransformerモデルと生成型AIアプリケーションのために構築したNVIDIA Blackwellを含みます。DRIVE Thorは8ビット浮動小数点(FP8)の精度に対応し、シングルチップは1000 TOPSのハイパフォーマンスサポートを提供し、L 4以上のハイレベル自動運転に「次世代のキャビン・運転システムの一体化」に向けた技術ソリューションをサポートできると共に、システムレベルの統合を通じてソフトウェア・ハードウェアの全面的な疎通を実現し、開発周期を短縮し、著しくコストを削減して効率を向上させます。

 

DESAY SVがNVIDIA DRIVE Orinを元に構築したIPU04は、高算力ドメインコントローラの新天地を切り開き、複数の新勢力OEM様の生産販売記録突破へも貢献しました。成功した研究開発経験を堅実な基礎として活かし、次の変革をリードし続けます。高大鵬氏は調印式で、次のように述べています。「次世代のキャビン・運転システムの一体化は技術変革の趨勢であり、自動車業界が必ず直面しなければならない大きな挑戦でもあります。DESAY SVは次世代車載演算プラットフォームを研究開発から量産まで効率よく対応する自信がありますし、NVIDIA及び昊鉑 (Hyper)と連携して模範となる次世代の車載演算プラットフォームを構築することも非常に期待しています。」

 

昊鉑 (Hyper)は、次のように述べています。「DRIVE Thorが次世代のキャビン・運転システムの一体化をサポートする理念にとても興奮しています。また、この理念は昊鉑 (Hyper)の設計コンセプトとも一致しています。DRIVE Thorの高演算力、安全性とオープンエコシステムは、昊鉑 (Hyper)が非常に重視する要素です。この度、NVIDIA及びDESAY SVと深化した連携により業界変革の意義を持つ新たな成果を生み出すことを期待しています。」

 

NVIDIAは、次のように述べています。「昊鉑 (Hyper)はインテリジェントドライブ技術の重要な推進者で、NVIDIAの自動運転チップはこれまでにない性能と拡張能力を提供し、DESAY SVがリードするハードウェア開発能力をもって、三者の協力により必ずハイレベル自動運転技術の研究開発とその着地を促進できると信じています。」 

 

限界を絶えず突破することでこそ、産業の発展を継続して推進することができます。DESAY SV、昊鉑 (Hyper)、NVIDIAの三社、それぞれが技術のリーダーシップ、敏捷性・効率性、安全性・信頼性といった競争優位性を十分に発揮し、業界パートナーと協力して共に成長を目指しています。これにより、インテリジェントドライブ技術とその応用における革新と変革を支援しています。

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