Desay SVシンガポール、10周年を祝賀

リリース日2022-07-26

 

Desay SVシンガポールは今年設立10周年を迎えました。2022722日、新たに拡張したオフィスにて、祝賀イベントを実施しました。

 

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2年以上に渡り滞っていた業務とビジネス上の交流を経て、Desay SVシンガポールは現地にて多くの産学会のパートナーを迎えることとなりました。中国、ドイツ、日本、アメリカから1,000人を超える社員がオンラインで参加しました。

 

市場調査エージェントのOmdiaGGAIによると、2021年、Desay SVは中華系ディスプレイシステム、ラジオ&ナビゲーション市場ではトップにランクしており、またグローバルではセンターディスプレイ、インストルメントクラスター市場では2位に、総合車載アプリケーション市場では4位にランクしています。

 

Desay SVシンガポール社長のAzmoon Ahmadが講演で共有されたように、弊社は過去10年間大きく成長しました。当初は研究開発センターとしてスタートし、技術と先行開発を担って参りましたが、今日、本拠点は成熟した業務運営をしています。2027年までに従業員を倍増すべくリソースを更に増やし、本部のグローバル戦略のサポートと地域のハブとして機能していきます。

 

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法人化当初の困難な時期を経て、Desay SVシンガポールは2021年、4,500SGDの売上を達成しました。現在の事業拡大と開発により、当社は今後5年間で4SGDの売上を見込んでいます。

 

「現在、インドの現地企業であるNippon Audiotronix社と2021年末に協定を結び、合弁の形でインド市場への拡大に向け取り組んでいます。」

 

更にAzmoon Ahmad氏はインドネシアの現地パートナーであるDEM社との合弁事業拡大戦略が最終局面を迎えていることを発表しました。インドでの合弁事業と同様に、Desay SVシンガポールは製品提供、技術、システムソリューションにおいて重要な役割を担うことになります。

 

現地では、Desay SVシンガポールは自動運転車両に採用されるソフトウェアアルゴリズムを内製で開発しており、シンガポール陸上交通庁(LTA)が管理する自動運転車両安全評価のマイルストーン2の達成に向け準備中です。同時にシンガポールの現地企業であるMooVita社と共に、最先端の自動運転技術とソリューションの提供において提携することで一致しました。DEM社、MooVitaとの提携同意セレモニーが、本イベントに引き続いて行われました。

 

Desay SV社会長である陳春霖は、「Desay SV社拠点中で最も多くの国籍を有する事務所で、このことは当社の文化の包括性と寛容性を体現しています。当社の高学歴のチームのおかげで、速く移り変わる新しい技術領域において、より高度で先進の技術研究を任せることができています。このことが、シンガポールが独特な位置づけにあり、当社へ価値をもたらしていると捉えています。」Desay SV社社長の高大鵬は、シンガポールチームの高評価に値する実績を認識すると共に、更なるブレイクスルーと今後10年間におけるマイルストーンに期待しています。

 

国立シンガポール大学(NUS)のポスドクプログラムへのスポンサーに加え、Desay SVシンガポールは2019年からの南洋理工大学(NTU)との自動車サイバーセキュリティにおける共同研究開発に、今後5年間で1,000SGDの投資を確約しました。NTUのサイバーセキュリティ研究センター執行役員であるThambipillai Srikanthan氏はDesay SVシンガポールの祝辞の中で、Desay SV社の専門性を賞賛するとともに、研究業務と実用化ニーズの関連性を強調しました。

 

祝賀に合わせ、Desay SVシンガポールのエンジニアらは、サイバーセキュリティ、人工知能、ディープマシンラーニング、自動運転における技術デモンストレーションを実施し、NTUの研究チームも参加しました。